沿 革 (教会の歩み)
大正15年(1926年)9月、生野区西生野において亀水松太郎師(初代牧師)により天幕伝道が開始されたのが始まりです。その後、天王寺区大道4丁目60番地に借家を借りて望の門教会伝道館となりました。昭和3年(1928年)9月23日、亀水師が望の門教会より独立し、当伝道館牧師に就任する(教会創立記念日)。
その後ナザレン教団に加入し、大阪ナザレン教会と改称されました。昭和11年(1936年)3月にナザレン教団を脱退後、単立大阪大道教会となり、昭和16年(1941年)6月の日本基督教団創立に伴い、同年11月に教団に加入し、日本基督教団大阪大道教会となりました。
昭和20年(1945年)3月15日、戦災により会堂を焼失しましたが、信徒たちの家庭をまわりもち、「だるま礼拝」と称して礼拝が守られました。終戦後は天王寺区大道5丁目52番地で「祈りの家」として礼拝が続けられ、昭和24年(1949年)1月に現在の場所(大道5丁目8の20)に土地が与えられました。同年6月11日に森岡秋人師(2代目牧師)を中心にして信徒たちの熱い祈りが応えられ、現在の教会堂が建築され献堂式が執り行われました。
以後、半世紀以上が経過し、幾多の試練や困難を乗り越えて蒔かれた福音の種が実を結び、現在に至っています。当教会は今年で教会創立95周年(2023年9月)を迎えます。幼児からミッション・スクールに通う中高生、大学生、90代の教会員に至るまで、毎週日曜日に礼拝に集っておられます。この地に立てられた主の教会として私たちの先達の信仰を継承し、地域への福音宣教の働きに努めています。
〈歴代牧師〉
- 第一代 亀水松太郎牧師(1928年~1936年)
- 第二代 森岡秋人牧師(1936年~1958年)
- 第三代 向井憘夫牧師(1958年~1963年)
- 第四代 高橋定男牧師(1963年~1965年)
- 第五代 越智常雄牧師(1966年~1976年)
- 米澤講治牧師(1970年~1977年)
- 第六代 美藤 章牧師(1976年~1983年)
- 第七代 細川 満牧師(1983年~1989年)
- 第八代 尾堂隆哉牧師(1989年~1991年)
- 第九代 大山 恵牧師(1991年~2001年)
- 第十代 浅野献一牧師(2001年~2012年)
- 第十一代 森岡高康牧師(2012年~2023年)
- 第十二代 鈴木貴博牧師(2023年4月~ )
牧師の紹介
鈴木 貴博
愛知県岡崎市生まれ。同志社大学神学研究科修了。2012年4月より2023年3月まで安土教会を経て、 同年4月より大阪大道教会牧師。
ひと言:「あなたの庭で過ごす一日は千日にまさる恵みです。」(詩編84:11)この聖句のように、 かけがえのない、恵み豊かな時をご一緒出来ればと願っています。
好きな聖句:箴言3:6
好きな讃美歌:412「昔 主イェスの」